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■傘ができるまで■
(長日傘)

 右の商品は日傘長傘(緑)です。この商品ができるまでの工程を紹介いたします。職人が生地を裁断するところから、多くの工程を踏みながら、一本一本丁寧に作っていきます。大量生産の現代において、このように大量の時間と労力をかけて作られる傘は少ないのではないでしょうか。
 ハンドメイドの贅沢な質感がどのようにして生まれるのか、ぜひご覧ください。

下記の画像をクリックすると拡大します。   

 1.裁断する
型を使い、布を裁断します。張り終った時、骨組みにフィットするよう型には微妙なアールがついています。 拡大


 2.裁断器具
この型が米田正一商店の宝の一つです。右の道具で布をカットします。 拡大

  3.生地を合せる
少しマチを取りながら、三角にカットされた生地をミシンを使い丁寧に合せていきます。 拡大
 4.布地の完成
生地を合せると、上のような円になります。生地はシルケット加工を施した綿を使用しています。 拡大
 5.ツユサキをつける
風情あるべっ甲柄のツユサキを1つずつ丁寧に縫いつけていきます。 拡大
  6.ロクロと骨組み
ロクロ(開閉で使用する手元)はプラスチックではなく金具を。又、骨組みは黒塗装されたものを使用しています。 拡大
 7.はじきと中棒
開閉で使うはじきは板状のものではなく、指にぬくもりを与える線はじきを。又、中棒はもちろん木製です。 拡大
 8.ダボに布をつける
ダボ(骨組みのちょうつがい部分) に同じ生地で作った小さい布を縫いつけ、傘の表面にキズがつかないようにしています。 拡大
  9.ロクロ巻きをつける
お客様が手などケガされないよう、ロクロ巻きと呼ばれる同じ生地で作ったクッションをロクロに巻きつけます。 拡大

 10.穴かがりをする
型を使い、天井の中棒と交わるところを円状に縫いあげ、中棒と合せます。    拡大


 11.ツユサキを骨へ
べっ甲柄のツユサキを骨組みと合せていきます。    拡大
  12.中とじをする
布地の連結部分を拾いながら、表面に縫い目がでないよう骨組みに縫い付けます。 拡大
 13.ネームをつける
ネーム(傘をまとめる布地)をつける。これも表面と同じ布地を使い、1つずつ手作りです。 拡大
 14.中棒を削る
傘の先端部分に石ヅキをつけられるよう、少し削り調整します。 拡大
  15.石ヅキをつける
先端部に石ヅキをつける。この石ヅキは米田商店オリジナルです。(木製) 拡大
 16.湯のしをする
湯のしと言って、非常に強い蒸気を布に与え、微妙なソリなどを調整します。30分置いておくと布が骨組みにピタリとフィットします。 拡大

 17.湯のし釜
これが湯のし釜です。米田商店の宝の一つで、神経を使うこの工程を十数年支えています。 拡大

  18.湯のしの効果
左の傘は湯のし済みで、右は湯のし前のものです。画面を拡大すると両者の差が良く分かります。 拡大

 19.中棒を削る
手元をつける為、中棒を削り微妙な太さを調整します。 拡大


 20.接着剤をつける
アラビアのりと言う特殊な接着剤を使います。熱を加えると取り外しが可能になります。 拡大

  21.タコ糸を巻きつける
中棒にタコ糸を巻きつけます。これは手元を安定させる為に行います。 拡大
 22.手元をつける
上記にあったように、接着するというより、固定する感じで、取替えを可能にしています。 拡大
 23.手元について
全て手彫りです。京都の彫り士が1つ1つ丁寧に作っています。まさに職人技。 拡大
  24.ふさをつける
ネーム同様、表面と同じ布地を使い、1つずつ手作りです。 拡大
 

 25.完成(長日傘)
これだけの工程を経てやっと完成します。機械で作った傘と違い、人のぬくもりを感じ取れる逸品です。拡大
   

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